関東の御朱印めぐり「東国三社」のすすめ 東京新宿占い館 平龍徳鑑定事務所 |
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関東の御朱印めぐり「東国三社」 |
江戸時代にはお伊勢参りのあとにこの3つの神社に参拝することになっていたともいうメジャーな神社です。
茨城県と千葉県にまたがる3つの神社のトライアングル、東国三社は「鹿島神宮、香取神宮、息栖神社」で成り立っています。
非常に篤い信仰で支えられたこの三社は、国譲り神話に根ざす歴史のある神社なのです。
国譲り神話が由来であることから考えられることは、大和朝廷の東国統治の拠点であった説です。蝦夷の攻撃から関東を護る最前線であったのではないかと言われています。
また、このあたりは現代は霞ヶ浦がありますが、昔は内海が広がっており、人間の居住地としても向いていたのでしょう。
水に関係の深い神社であることからも太古の様子と神社の役割がなんとなく想像できます。
関東で御朱印めぐりをするのなら、東国三社は欠かせません。
江戸時代の参拝客に思いを馳せて、このトライアングルで御朱印めぐりをしてみてはいかがでしょうか。
関東御朱印めぐり:鹿島神宮 |
祭神はタケミカヅチノカミ。武芸の神様としても有名ですね。
徳川幕府もこの神社を大事にしており、門を奉納もしています。
本殿は北向きになっており、これは蝦夷地に対して霊力を向ける意図があったと言われます。
境内には鹿が数十頭飼われています。鹿島の由来でもあり、鹿は神の使いとされています。
鹿の角は英語でアントラーといいます。
サッカーチームの名前も鹿島の鹿から取られているのですね。
この神社の特徴は「要石」です。香取神宮にもある要石と対になっており、地震を起こすナマズの頭を抑えていると言われています。昔から地震が頻発する地域なのでしょうか。
要石は大きくはありませんが決して抜けないと言われています。
関東御朱印めぐり:香取神宮 |
なんと神武天皇の時代に作られたというのですからその古さは2000年以上です。
全国におよそ400社ある香取神社の総本社であり、祭神はフツヌシノカミです。
広大な森に囲まれており、森の木々もまた樹齢の古いものばかり。
数千年の間、下野の国を守ってきた奥深い歴史の空気は静かで重いものがあります。
関東御朱印めぐり:息栖神社 |
祭神はアメノトリフネ。
古くは内海であり、水運や漁業などが生活の根幹を成していたであろうこの地の守り神らしい神社となっています。
ご神体がふたつの井戸であることも特徴的です。
男瓶(おがめ)、女瓶(めがめ)と呼ばれる井戸は淡水が湧き出ており、汽水域だった過去にはまさしく命の水として人々を救ってきたものだろうとロマンが広がります。
また、男女が対になっている井戸ということで縁結びの御利益があるともされ、若い女性にとってのパワースポット巡りの場ともなっています。
関東御朱印めぐり:順番 |
鹿島からはじめ、水郷を鑑賞しながら船で常陸川を下り、息栖の川岸から上がって参拝し、さらに利根川をさかのぼって香取へ向かったそうです。
鹿島、息栖、香取の順番です。
これは当時の交通事情などもあってできあがった順番なのでしょうから、現代は行きやすい順番で参拝すればいいとは思います。
しかし御朱印めぐりで回るのであれば、江戸期の参拝客の気持ちにひたるのもまた楽しい趣向かもしれませんね。
関東御朱印めぐり:レイライン |
この3つの神社は地図上で二等辺三角形を描くことが知られています。
2000年以上も前に建てられているのに正確な配置になっている不思議さにもロマンをかきたてられるものがあります。
御朱印めぐりはスタンプラリーではありませんが、せっかく御朱印めぐりで参拝するのであれば、その神社の歴史や特色、ロマンチックな古代史などを予習していくと、旅路がますます楽しく充実したものになるでしょう。
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