東京新宿占い館
平龍徳鑑定事務所 

    占いのパワースポット 愛宕神社 港区
 
石段を黙って登ると出世のご利益が
 
東京23区・港区にある愛宕山山頂に愛宕神社は鎮座しています。
標高25メートルほどの小さな山ですが、23区内では高い山に入ります。
 
 
ご創建は慶長8年(1603年)で、徳川家康が京都の愛宕山にある白雲寺の勝軍地蔵の分霊をお祀りして建てられたのがはじまりです。
当時は山頂から東京湾や房総半島なども見渡せるほどの名所だったようで、
「鉄道唱歌」という歌の一番にも「愛宕の山」という歌詞が登場します。
 
しかし時代が進んだ現代ではビジネス街一色となっており、そんな昔の面影を感じることが難しいです。
江戸時代から目まぐるしく移り変わる東京の地で、400年あまり続いてきた神社です。
 
社殿は嘉永2年(1849年)の江戸の大火で焼失してしまい、
その後明治時代に再興された社殿ですが、残念ながら震災や戦災で再び焼失します。
現在の社殿は昭和33年(1958年)に建てなおされたものです。


 
しかし「出世のご利益」で有名な石段は、焼失することなく当時のまま残っています。
この石段は、「出世の石段」とも、「男坂」とも呼ばれています。
なぜそのような言われがあるのでしょうか?
実は「出世の石段」と呼ばれるようになったのは、三代将軍・徳川家光の時代からです。
 
寛永11年(1635年)、徳川家光が徳川家の菩提寺である増上寺にお参りした帰りに、愛宕神社の前を通りかかった時、山頂に咲いている満開の梅が目に入りました。
家光公は美しい梅を近くで見たいと思い、「誰か、馬に乗ったままあれを手折ってくるやつはいないか」と家臣たちに言いました。
家臣たちが目をやると、梅は相当急な石段を86段登った先にあり、馬で駆け上がることなど出来そうにありませんでした。
家臣たちが皆うつむいていると、そこへ1人の家臣が、手綱を引いて馬に鞭を振るったかと思うと、崖のような石段を駆け上がっていきました。
この人物は讃岐藩の家臣・曲垣平九郎(まがきへいくろう)でした。
平九郎は一気に石段を駆け上り、梅の枝を手折って、今度は急勾配を駆け下り、家光公に献上しました。
家光公はその後、平九郎を日本一の馬術の名人と讃えて重用するようになったそうです。
 
このことがあってから、石段は「出世の石段」と呼ばれるようになり、愛宕神社は「天下取りの神」、「勝利の神」としても信仰されるようになりました。
そして、それぞれの藩の武士たちは分霊してもらって地元に帰り、日本各地に愛宕神社が祀られ、鎮座することになったのです。
もともとは防火の神を祀っている愛宕神社ですが、出世のご利益として有名になっていきました。
防火、防災、商売繁盛、縁結び、家内安全、合格祈願のご利益もあるとされています。
 
奇数年の9月下旬に行われる「出世の石段祭り」は、愛宕神社のもっとも大きなお祭りです。
神輿が一気に石段を駆け上る迫力のある祭りです。
6月下旬には「千日詣り」が行われ、この日に茅の輪をくぐってお参りすれば、千日詣りのご利益があるとされています。
そのほか愛宕神社が発祥である「ほおずき市」、「羽子板市」も行われます。
 
    愛宕神社のご祭神、ご利益
  
 
 
ご祭神
【主祭神】火産霊命(ほむすびのみこと)〈火の神〉
【配祀】
罔象女命(みずはのめのみこと)〈水の神〉
大山祇命(おおやまづみのみこと)〈山の神〉
日本武尊(やまとたけるのみこと)〈武徳の神〉
将軍地蔵尊・普賢大菩薩

 
ご利益・ご神徳
出世、勝運
  • 火に関するもの、防火、防災
  • 印刷・コンピュータ関係
  • 商売繁昌
  • 恋愛、結婚、縁結び
 
    占いのパワースポット 愛宕神社のアクセス・交通
  
参照
愛宕神社 公式ホームページ
 
東京都神社庁 愛宕神社のページ
 
 
ご鎮座地(所在地)
TEL:03-3431-0327
 
 
電車のアクセス
  • ・東京メトロ日比谷線    「神谷町駅」より、徒歩5分。
    ・東京メトロ銀座線        「虎ノ門駅」より、徒歩8分。
    ・東京メトロ都営三田線 「御成門駅」より、徒歩8分。
  • JR            「新橋駅」より、徒歩20分。
バスのアクセス
八重洲口~渋谷 東98(東京)



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