占いのパワースポット 甲斐 善光寺 |
「善光寺」は、全国にいくつかあります。
代表的な善光寺は、長野県(信濃・信州)と山梨県(甲斐・甲州)の善光寺です。
圧倒的に一般の知名度が高いのは長野県にある善光寺でしょうか。
今回は山梨県の甲斐善光寺の記事になります。
永禄元年(1588年) 上杉謙信と争っていた武田信玄が
戦火で焼失してしまうのを恐れたため、長野の善光寺から山梨に
御本尊 善光寺如来はじめ諸仏、宝物など一切をお移しし「甲斐 善光寺」が開山しました。
武田氏滅亡の後、御本尊 善光寺如来は織田氏・徳川氏・ 豊臣氏へと引き継がれ、
地震で倒壊してしまった京都・方広寺の大仏にかわり
慶長2年(1597年)御本尊の善光寺如来が京都の大仏殿にお移しされました。
その翌年、秀吉が病に倒れたため無理に仏を移した祟りとされ、
翌年の慶長3年(1598年)、長野の善光寺へ帰仏され現代に至ります。
~山門~ ( 重要文化財 )
~香炉堂~
~金堂~ (重要文化財)
武田信玄公 建立のものは失火により消失してしまい、
現在の金堂や山門は寛政8年(1796年)再建されたものです。
金堂は、善光寺建築の独特の形式で建てられており、
拝殿は広く豪華で珍しいものです。
金堂内には日本一の鳴き龍がおります。
天井に描かれた巨大な龍の真下で手をたたくと、龍が鳴いているかのようによく響きます。
甲斐善光寺にはお戒檀廻り (おかいだんまわり)というものがあります。
金堂の下の通路は、「心」の字をかたどられたような造りになっています。
ここを進む体験ができます。
真っ暗なので手探りで一歩一歩を進んでいきます。
このとき暗闇の中で、善光寺の御本尊様と縁を結ぶという鍵に触れることが出来れば救われると言われています。実際にこの鍵は通路内にあります。
一般の感覚ではアドベンチャーのようですね。暗い通路をぐるっと廻って宝物を探すような感覚です。
一見すると何も考えずに終わるような体験ですが、このような体験の意味は、人は信仰により救われるということをはっきりとあらわしています。
それまでの人生がどんなに苦しく暗闇にいるようで本人には汚点と思っているようなことでも、より大きな神の愛に気付くことによって人は新たにされ、心の重荷も軽くなり、神の守護を堅く信じて生きていくことができます。
占いのパワースポット 善光寺のアクセス |
参照/ 甲斐善光寺ホームページ
所在地 山梨県甲府市善光寺3-36-1
TEL. 055-233-7570
善光寺へのアクセス方法 ・「甲府駅」よりタクシーで約10分
・JR身延線「善光寺駅」より徒歩で約約7分。
・自動車の場合、中央自動車道・甲府インターより約20分 など