いまからおよそ570年ほど前のことになります。
この後 政道の子の秀道は、蝦夷と戦争をして不幸にも討死してしまい、一族は八幡宮の神璽(しんじ)を奉じて、亀田郡 赤川村に八幡宮をお移ししました。
そのまた後の慶安2年、河野一族の巫女であった伊知女(いちめ)は、霊夢を感じて最初の鎮座地である函館元町に八幡宮をおうつしし、寛政11年には会所町に移し奉り、
函館奉行所の祈願所として、また総鎮守としてあつく崇敬されてきました。
現在の社殿は大正4年に完成したものです。
その形式は藤原時代の様式を取り入れた「聖帝八幡造り」で、
曲線を多く入れた森厳で優雅な造りです。
明治4年7月には、開拓使崇敬社と定められ、
その後 明治14年9月、天皇陛下巡幸の際には勅使を参向させられました。
祭礼は、安永9年(1780年)に始まった神輿渡御が有名で、
隔年の8月15日に行われるこの祭りには、重さ2トンという金色の壮麗な神輿が出て、函館市内は大いに賑わいます。
懸崖の函館山 東南のふもとに函館八幡宮は鎮座していて、
春は桜が見ごろで、夏は涼風が清く、秋は紅葉、冬は白雪と四季それぞれの風景も参拝者の崇敬を湧かせます。
道南鎮護の神として、北海道民の崇敬の念は極めて篤いものがあります。
占いのパワースポット函館八幡宮のアクセス・交通 |
ご鎮座地 〒040-0046
函館市谷地頭町2番5号
電話 0138-22-3636
FAX 0138-22-5316