トラピスチヌ修道院は、広大で自然豊かな北海道函館の地に建てられた修道院です。
明治31年にフランスから派遣された8人の修道女によって設立されました。
「厳律シトー修道会」に属し、世間から離れた院内で自給自足の生活を営み、
労働と祈りを通して神の愛を学ぶ祈りの家です。
写真提供 / 北の大地の贈り物 Photo by (C) RARURU
ゴシック様式の美しい建造物は、荘厳な雰囲気漂う佇まいです。
修道院内は見学不可ですが、敷地内の庭園や建物を見学出来ます。
お祈りの際は、大聖堂の鐘の音が聞こえてきます。
トラピスチヌ修道院と言えば、手作りで販売されているマドレナやクッキー、
バター飴が有名です。添加物が入っていないので、安心して召し上がれます。
またソフトクリームや、書籍、手作りのロザリオなども販売されています。
写真提供 / 北の大地の贈り物 Photo by (C) RARURU
大天使 聖ミカエル像
門の前に立つ像は、フランスから贈られた聖ミカエル像です。
数多くの天使達を率いる大天使のリーダー、天界や人々を守る守護天使として、古くから、聖書をはじめ多くの芸術作品や文学作品に及ぶまでその名が讃えられています。
写真提供 / 北の大地の贈り物 Photo by (C) RARURU
穏やかに佇む慈しみの聖マリア像
台座には、このような言葉が刻まれています。
『 慈しみの 聖母マリア
やさしき み母よ みあとをしたう か弱きこの身を みちびきたまえ 』
聖ベルナールのいのり
写真提供 / 北の大地の贈り物 Photo by (C) RARURU
ルルドの洞窟
南フランスの田舎町ルルドに実在する 洞窟の水を飲んだ人の病が癒されるという神聖な泉を模して作られました。
当時14歳の少女だったベルナデットの前に聖母マリア様が御姿をあらわされ、
洞窟の水を掘って顔を洗うよう導かれました。その泉で病気が治癒するとの言い伝えで、今までに現地の泉を訪れた人々は1億人以上と言われています。
写真ではお伝え出来ませんが、他にも聖テレシア像や、訪れた方が静かにお祈り出来るよう建てられた旅人の聖堂、聖堂の壁にはジャンヌ・ダルク像などがあります。
函館駅からトラピスチヌまでのシャトルバスも通っておりますので、観光で訪れる際にも便利です。
〒042-0914
北海道函館市上湯川町346
写真は全て「北の大地の贈り物」のサイトからお借りいたしました。
この場を借りて感謝申し上げます。