宮崎 鵜戸神宮 占い・パワースポット |
本殿(八棟造・県指定有形文化財)
鵜戸神宮のご祭神は、
彦波瀲武鸕鶿草葺不合尊(ひこなぎさたけうがやふきあえずのみこと)です。 (以下 鶿草葺不合尊)
相殿には、
天照大御神(あまてらすおおみかみ)、 天之忍穂耳命(あめのおしほみのみこと)、 日子火瓊瓊杵命(ひこほのににぎのみこと)、 日子火火出見命(ひこほほでみのみこと) 神日本磐余彦尊(かむやまといわれひこのみこと) の五柱の神さまを合わせ祀り、
鵜戸神宮の他に鵜戸六社大権現とも呼ばれています。
鵜戸神宮の所在地は、南海に突き出た、南北十六間、東西二十一間、高さ一丈八尺の洞窟内にご鎮座しています。
主祭神である鶿草葺不合尊の降誕したと伝えられる霊地で、洞窟前は日向灘に面した一面の蒼海で目をさえぎるものは無く、珍しい形の岩や石が方々にそばだっていて、それに波が打ちよせて、白い雪が玉垣のあたりに散る景色は、他には二つとありません。
陽をうけて輝く日向灘
また鵜戸神宮の後方には、御陵地なる速日峰が高くそびえていて、ひとしおの尊厳と景観が感じられます。
鵜戸神宮のご創立は、人皇第十代・崇神天皇の時代です。
社殿が造営されたのは、第三十四代・推古天皇の時代です。
また第五十代・桓武天皇の時代には、光喜坊快久(こうき ぼうかいきゅう)という人物に勅(みことのり・・・天皇の命令)を下して、神田を再建させ、寺門を建立し、
「仁王護国寺」という名も賜わっていました。
昔は一時、神仏習合となっていたので、このような例は他にも少なくありません。
明治初期の「神仏分離令」によって、日本全土で信仰のあり方が変わっていきました。
その後 永禄3年には、領主の伊東義祐が社殿を再輿し、
宝永6年にも、伊東祐真(いとうすけざね)によって再築されましたが、
明治神と共に、権現号と寺院号を廃止して「鵜戸神社」と呼び、明治7年「鵜戸神宮」と改め、「鵜戸さん」とも呼び親しまれています。
明治28年「官幣大社」に昇格されています。
桜門
洞窟は、およそ1千平方メートル(約三百坪)ほどの広さがあります。
霊石・亀岩 ご本殿下の磯に、母君・豊玉姫が出産の為に乗って来られたと言われる
霊石亀石(れいせきかめいし・桝形岩)があります。
この亀石の背中に桝形の窪みがあり、この窪みに男性は左手、女性は右手で
「運玉」を投げ入れ、見事入ると願いが叶うという言い伝えがあります。
社殿は延暦元年の再興以来、幾度となく修改築されており、
近年では昭和43年に257年ぶりに行われ、また平成9年にも改修されています。
鵜戸千畳敷奇岩
「鬼の洗濯岩」とも呼ばれます。
鵜戸神宮のご鎮座する鵜戸先の南面に見られます。
今から約1000万年前から100万年前にかけて堆積した地層で、
砂岩と泥岩が交互に堆積してできています。
長い年月にわたって浸食されて現在の姿となっている珍しい岩場で、
県の文化財に指定されています。
開閉門時間
4月~9月:午前6時~午後7時
10月~3月:午前7時~午後6時
宮崎空港からのアクセス
宮崎空港バス停
路線バス《日南行・飫肥行・都井岬行》に乗車
↓(約60分)
鵜戸神宮にて降車 徒歩約10分。
宮崎空港駅→田吉駅
↓田吉駅でJR日南線(下り)に乗換え
各駅から路線バスで約20分
※伊比井駅からは路線バス《日南行・飫肥行・都井岬行》で約20分
※油津駅前バスセンターからは路線バス《宮崎駅・空港駅行》で約20分
↓
鵜戸神宮にて降車 徒歩約10分。
電車のアクセス
JR宮崎駅
↓JR日南線(下り)
↓伊比井駅または油津駅にて下車
↓各駅から路線バスで約20分
※伊比井駅からは路線バス《日南行・飫肥行・都井岬行》で約20分
※油津駅前バスセンターからは路線バス《宮崎駅・空港駅行》で約20分
↓
鵜戸神宮にて降車 徒歩約10分。
路線バスのアクセス
宮交シティバス停/宮崎空港バス停
《空港・日南行》または《飫肥行》または《空港・都井岬行》に乗車
↓(約60〜70分)
鵜戸神宮にて降車 徒歩約10分。
自動車のアクセス
宮崎市内から国道220号線で約60分
宮崎ICから国道220号線で約50分
田野ICから県道28号線→国道220号線で約45分
日南市内から国道220号線で約20分
※国道220号線は連続雨量170ミリを越えると通行止め(折生迫〜風田)となります。迂回路は県道28号線です。
ご鎮座地 宮崎県日南市大字宮浦3232番地
電話.0987-29-1001