天照大神が隠れた天岩屋戸伝説
標高2000m近くに戸隠神社の奥社があります。
戸隠山は、天照大神が弟の須佐之男命(すさのおのみこと)の乱暴に怒り悲しみ、
天岩屋(あまのいわと)の洞窟に身を隠します。
そのまま長い間 かたくなに外に出ることを拒んでいたのです。
この洞窟の戸口を、天手力雄命が下界に投げ落としてできた山と伝えられています。
この時、天照大神に岩屋から出てきてもらうよう考えたのが天八思兼命(あめのやごころおもいかねのみこと)です。
そして天照大神をおびき出すため、舞いを踊ったのが踊りで有名だった天細女命(あめのうずめのみこと)です。
(宮崎県の天岩戸神社では、天照大神が隠れた洞窟がご神体になっています。)
創建されてからは二千年以上という長い歴史があります。
ご祭神 天手力雄命(あめのたぢからおのみこと)
ご利益 家内安全・商売繁盛・五穀豊穣
平安末期から修験道の聖地として有名で、江戸時代には仏教色をさらに強めて門前町もでき、広く信仰を集めたことで知られています。
戸隠神社ご鎮座地
中社 〒381-4101
長野県長野市戸隠3506
奥社 〒381-4101
長野県長野市戸隠3690
長野駅からは距離があります。
奥社・中社・宝光社・九頭龍社・火之御子社とはそれぞれ距離があり特に奥社は参道が長いため、約2キロの整備された山道を歩いて参拝していただく必要があります。